2011/11/19

コンサート

昨日は、青木洋也さんのカウンターテナーリサイタルを聴きにいきました。
共演は、リコーダーの高橋明日香さんとチェンバロの北谷直樹さん。プログラムは、バッハやヴィヴァルディ、テレマン、それに北谷さん作曲のオリジナル作品やマルチェッロなどでした。

普段、自分が舞台にたっていると、つい演奏すること(本番をこなすこと)で必死になってしまうのですが、こうやって客席に座っていると、なーんて純粋に音楽を楽しめるのでしょうか!歌詞を見ながらじっくりメロディーに耳を傾けたり、チェンバロのオーケストラのような響きづくりに圧倒されたり、リコーダーの透明な音色を美しいなと思ったり…。それに、作曲家によるテイストを比較するのも面白いものでした。内容や演奏者の素晴らしさについては、ここでは詳しく書きませんが、音楽を聴いて、感じとるって、いろんな気分になれるし、贅沢なことだなァと思いました。みなさんは、どんな風にコンサートを楽しんでいますか?

そうそう、終演後、打ち上げに参加して帰ってきました。
「バッハとテレマン、ヴィヴァルディ、どれが一番の一流の作曲家かねぇ?」
なんて話題になって「やっぱりテレマンかなァ」「いや、ヴィヴァルディでしょう。彼は天才だから」「ええー、そうかな?」「バッハは二流でしょう」とか、皆でぶつぶつ話したりして、くつろいだひと時でした。自分の演奏する楽器を「ごひいき」にして書き残してくれた作曲家を、演奏家は評価しちゃうのかもしれません。




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