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2013/08/12

鍋島先生のこと

今日は深夜に更新です。21時頃に子供を寝かしつけると、一緒に寝てしまい、気がつくとこんな時間(2時過ぎ)になっています。。

さて、今日は要町にある 〈古楽研究会 Space1F〉 に行く用事があり、下記のチェンバロを弾いていました。これは、恩師である鍋島元子先生の楽器です。残念ながら先生は99年にお亡くなりになりましたが、その3年前からご自宅で愛奏されていました。今日はこの楽器の前に座った瞬間から、先生のことを思い出してしまいました。「まきちゃん、よく来たわね」とおっしゃったような気がして…。


音楽に対して、全く妥協がなかった鍋島先生。自他ともに厳しいお方でした。日頃から「後期バロックばかり弾かないで、初期バロックを勉強なさい。」とおっしゃっていました。歳を重ねるごとに、その意味がようやくわかるようになってきた私です。音楽家の立場からすると、後期バロックを演奏する方がお客さんに共感して頂けるし、わかりやすいから、コンサートのプログラムに入れやすいんです。でも難解な初期バロックの意味が、深いところで分かるようになると、後期バロックの価値がまた別のものに見えてくる。故き(ふるき)を温ねて(たずねて)新しきを知る、というところでしょうか。チェンバロ奏者として、まだまだ未熟で、どうやったら上手になるんだろう?と悩み続ける私ですが、先生の情熱にあやかって前進したいと思います。

ところで、今日はこのお方の伴奏をしていたのでした。美人ヴァイオリニスト、迫間野百合ちゃん。これからヨーロッパへ留学するところです。


よく家にも遊びにきてくれる、野百合ちゃん。元気で出発して下さいね!


私の方は2週間後にアンサンブルのコンサート、1ヶ月後にレコーディングを控え、多忙な日々ですが、がんばります。暑さに負けていられませんね!