2014/12/10

ぴあのの部屋


 昨日は友人でもある平井千絵さんのフォルテピアノのコンサートを聴いてきました。王子ホールで開催されている”ぴあのの部屋”というシリーズです。オリジナル楽器 (1820年のローゼンベルガー)のフォルテピアノを使用されていましたが、冒頭からシンバルのような音が聴こえて来て、これはペダルを踏むと一緒に鳴る、楽器の中にある仕掛けのようでした。フォルテピアノって現代の黒いピアノを全然違うんですね。ペダルが多くあり(昨日のは5つだそうです)見た目も華奢で、チェンバロが少し大きくなった位の形です。これでベートーベンやショパン、シューベルトを聴くと、繊細で滑らかで、またふんわりと会場を包み込むような上品な空気に満ちていました。ゲストで出演された鈴木大介さんのギターとフォルテピアノのデュオも音色が解け合っていて、素敵でした。チェンバロ→フォルテピアノ→モダンピアノと並べてみると、特徴が比較出来るし、面白い企画が出来そうだな、と思ってしまった。。コンサートの写真は撮らなかったけれど、終演後、千絵ちゃんとも会えました!

 私は今年も忙しかったけれど、年末になって、ようやくコンサートにでかける余裕ができました。少しゆっくり過ごして、充電します♪