2024/02/29

調律

 今日は、調律師さんに来ていただいて、我が家のピアノの調律をしました。ほぼ1年ぶりでした!


ピアノの調律は力仕事なので、プロにお任せです。蓋を全部開けて、作業です。


私のピアノ教室は【CRISTOFORIピアノ教室】という名前を付けていますが、実はこれ、使用している楽器の名前。ほらね!↓


茶色で、なかなか美しいピアノです。CRISTOFORIというのは、知る人ぞ知る、1700年頃に世界で初めてピアノを発明した人の名前。歴史的な鍵盤楽器を学べる教室、という意味を込めて、この名前を使わせてもらっています。


調律が終わったら、音の粒が揃って明るい響きになっていました。午後のレッスンでは生徒さんも大喜び。ピアノも手をかけてもらって、きっと喜んでいますね。


こちらはチェンバロ。今日はお休みしています。去年作った、金色のカバー✨

外に出たら、梅の花が咲いていました。もうすぐ春ですね。


おまけ
レッスン前に飲んだエスプレッソ☕️





2024/02/14

門下生発表会

 門下生のチェンバロ発表会《Bergeries ⅩⅦ》が終了しました。今年で17回目になります。


門下生の皆さんは伸び伸びと演奏して、大いに楽しんでいる様子でした。私のクラスではなぜか熱演する人が多いのです。普段の生活では芸術と関係ない仕事をされていても、チェンバロを弾く時は、きっと心のスイッチを入れて、音楽に没頭しているのでしょう。
音楽をするには技術が必要ですが「伝えようとする心」「楽しむ気持ち」がどんなに大切か、いつも発表会を通して、はっと気付かされます。
今年はゲストに菅きよみさんをお迎えし、門下生と共演して頂きました。きよみ先生のフルートは美しく優雅で、皆うっとり💕贅沢な会となりました。
 





ところで今年は、時間切れで私の講師演奏の時間を泣く泣くカット・・。「先生の演奏も聴きたかった」との声がチラホラ聞こえてきました。生徒さんたち、次回は時間厳守でお願いしますヨ!


2024/01/31

発表会


もうすぐチェンバロ発表会です。今年で17回目!
練習やレッスンも大詰めに入っています。
ご興味ありましたら、ぜひお立ち寄りください。
私の門下生は、いつも熱演します。


*****

第17回水永牧子門下生チェンバロ発表会

Les Bergeries ⅩⅦ

2024年2月11日(日)
12:00開場 12:15分開演
霞町音楽堂(西麻布) https://ongakudo.tokyo
入場無料

ゲスト:菅きよみ(フルート)

門下生12名、それから旋律楽器の方が6名、出演します。
ソロやアンサンブルも盛りだくさんのプログラムです。





2024/01/16

チェンバロ特別講座

12月末にヤマハのマスタークラスの冬期講座で、チェンバロの指導して参りました。ピアノを専攻されている、資質も将来性もある生徒さんが集まり、初めてチェンバロを体験していただくという内容でした。

まずは楽器の説明から入ります。タッチがピアノと違うので、楽器の中をお見せして、どうやって音が出ているのか確認します。

今回はインベンションやフランス組曲を課題として出していました。皆さん、複雑なバッハの楽譜をよく読みこなし、準備(練習)もしっかりしていました。さすがです!しかし、チェンバロの鍵盤は軽いので、すぐには慣れないですよね・・。鍵盤の軽さに驚いていました。演奏法も、だいぶ違います。



最後に私のデモ演奏をして、講座は終了しました。

ちなみに、会場は目白の古典楽器センターでした。ここは私が高校生の頃、まだ楽器が家になくて、練習に通っていた所。懐かしの場なんです。あれから30年・・。人生の早いうちにバッハやチェンバロに出会っていたことが、自分にとっては一生の宝となりました。この機会にバッハをより好きになってくれる生徒さんがいたら、嬉しいです。

2024/01/02

謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます🎍

皆様のご多幸をお祈りいたします。

世界の人々が穏やかに、そして平和に過ごせますように。

今年もよろしくお願いいたします。



2023/12/18

レッスンメニュー

毎日、いろんな生徒さんのレッスンをしています。曲目も年齢層も毎時間、変わるので全然飽きません。

例えば、今日のレッスンメニューはこんな感じでした。

1人目(チェンバロ):モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス、通奏低音とフレスコバルディ

2人目(ピアノ):バーナム、トンプソン、音符ドリル、クリスマスの歌、

3人目(ピアノ):ハノン 、YOASO●I :アイドル、ブルクミュラー

4人目(ピアノ):スケール(音階)、クーラウ(ソナチネ)、クシコスポスト

クラシック、バロックが私の専門分野なのですが、映画音楽、ポップスも全く嫌でなく、最近では、何でも受け止めて消化できるようになりました。

音楽経験が40年になり、そろそろ長くなってきたので、自分の視野や許容範囲が広がってきたようです。ポップスや映画音楽だって、元々クラシックでできていますからどれも音楽。それに名曲はジャンルを問わず、心に残るなぁと思います。

ピアノとチェンバロは全く発音原理が違うのですが、使い分けるテクニックが違うだけで、目指すゴールは一緒。大事なことは「どれくらい作曲家の想いに近づけるか」なのでしょう。。音楽家として、やるべきことがまだ山のようにあります。

写真(下)は今日散歩した時に見た、深大寺の紅葉。