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2022/07/03

写真追加

 いわきアリオスの方から写真をいただいたので、載せます。

↓これは6/19 講習会の写真。ホールでお世話になった方々です。




6/18の美術館コンサートの写真。











2022/06/26

美術館でコンサート

改めて、コンサートのご報告です。

 6月18日(土)にいわき市立美術館でチェンバロリサイタルを行いました。美術館所蔵の絵画を2点並べ「ナイト・ミュージアム」としての会場で、16フィート付きジャーマンチェンバロとポジティフオルガン(いわきアリオス所蔵)を私が演奏する、というコラボレーション企画です。        



天井が高く、残響も豊か。まるでヨーロッパの教会で演奏しているかのような錯覚に陥りました。贅沢な空間です。


絵画は大塚雄造氏による、《波-11》《波-12》という作品で、私も波を連想する 曲(=バッハの半音階的幻想曲やフィッシャーのパッサカリア)などを演奏しました。
当日サプライズで 大塚氏がいらしてくださり、お目にかかることができました。「チェンバロの音色と共に、私の作品が動いているように見えた」と画伯。なんとも嬉しいお言葉でした。

奥様も一緒に。

16フィートチェンバロは低音が充実しており、悪魔的な響きさえします。バッハが当時演奏していた可能性が十分にあるので、バッハの音楽のスケールの大きさ、ダイナミクスなどを改めて考え直す、素晴らしい機会となりました。楽器が演奏家に教えてくれること、沢山あります。


こちらは、前日の収録の時の写真。ヘア&メイクSLUNDREの作山さんとチームのメンバーです。


髪型はこんな感じ。素敵に仕上げていただきました!



これは当日のプログラム↓。
         


お世話になりましたスタッフの方々、東京から駆けつけてくれた生徒さんや知人たち、ありがとうございました!心より御礼申し上げます。

おまけの写真↓。いわきで食べた、メヒカリの唐揚げ。美味しかったなぁ!




2022/01/10

アリオスへ

昨日、いわきの芸術交流館アリオスへ行ってきました。6月にここでコンサートや映像収録をさせていただくのでその下見と楽器の試奏です。


このホールに16フィート弦付きチェンバロがあるんです。通常の2段チェンバロより1オクターブ低い音が出るので、重厚な響きが作れます。ジャーマンタイプなので、やはりバッハは必須となりそう。


鍵盤の内側や、蓋の絵画も素敵。

筒井一貴さんも一緒に行きました。


お隣にある、市立美術館。ここでロビーコンサートや映像収録をします。


背景となる壁の色もチェック。
さて、何を弾こうかな?



福島で海鮮丼もいただきました!美味しい〜。


海も見ました。


連れて行ってくださった調律の梅岡さん、
筒井一貴さん、アリオスの足立優司さんと。

 

2021/07/20

世界のポストカード

 梅雨明けして、猛暑がやってきましたね。日中汗が噴き出してきますが、頑張ってこの夏を乗り越えたいものです。

さて、私のチェンバロ教室では秋の発表会(10/10)に向けて準備が進んでいます。今年は近江楽堂が使えるのがラストなので、参加人数も多く、盛り上がりそうです。生徒の皆さんは、現在選曲中。昨日はバッハのFantasieのレッスンをしました。楽譜はこんな感じ↓。一人あたり90分とか2時間のレッスンをしますが、あっという間に時間が過ぎます。終わると、ちょっとお昼寝が必要なくらいアタマを使います(笑)。



話題を変えましょう。
我が家の洗面所(トイレ)の壁は、現在こんなことになっています。


手持ちのポストカードをたくさん貼ってみました。今、コロナ禍で旅行ができないので、せめてこれを見て、ヨーロッパを思い出そうというわけです。


クイズ形式にしているので、お客さんも楽しめます。「先生、面白いアイディアですねーー🎶」と言ってくれる生徒さんもいて、なかなか好評です!


これは、懐かしのフライブルク。


バルセロナのガウディの建築。

これはSchoener Schwarzwald と書いてあります。ドイツの黒い森のこと。

そのほかはロンドン、ヴェネツィア、オーストリア、ゲーテ(詩人)のポストカードが並んでいます。全部自分が旅して買ってきたものです。またヨーロッパを旅行できる日が来ますように。

2021/06/07

チェンバロの靴

本日、私のチェンバロの脚にこんなものを装着しました。



まるで馬の脚みたい?!サイズはぴったりでした。
ちょっとカッコ悪いけれど、これで私、一人で室内で楽器を動かせるようになりました。

床も楽器も痛めずにスイスイ〜っと。いつも大人二人で、ふ〜ふ〜言いながら、腰を痛めないように気をつけて楽器を運んでいたので、これで楽になりました!靴を履いたみたいです。



「カグスベール」は楽器制作家の友人が教えてくれたので早速購入しました。
良いものを知りました!なんで私、こんなに便利なものを知らなかったんだろう(?)



2021/04/04

通奏低音の指導

 昨日のレッスン内容はこれでした。バッハの管弦楽組曲の通奏低音です。


↑continuoと書いてある行の、数字(和音)を読む練習です。
(バロック音楽初心者の方のために説明です。チェンバロを弾く人はこのcontinuoというところを弾くのですが、右手が書いていないため、自分で和音を補って演奏しなければなりません。)



今月末に、ヴァイオリンとオーボエのクラスと合同で合奏のレッスンをするので、チェンバロの生徒さんたちは大編成(オーケストラ)の曲の通奏低音に取り組んでいます。和声は音楽理論の勉強なので、難しい。皆様アタマをフルに使いながら読み解いています。一小節ずつ、いや一拍ずつ。。

時間がかかるけれど、和声の勉強はソロにも必ず役立つので、頑張って欲しいです。鍵盤楽器はいっぺんに、たくさんの音が弾けるところが難しくもあり、良いところですよね。

こちらはテレマンのトリオソナタ。数字だらけです(笑)。頭の体操です。





2021/02/02

誕生日

今日は誕生日でした。こんなに素敵なお花をいただきました❣️春らしい色合いでステキ。プレゼントって幾つになっても嬉しいものですね。元気が出ます。


さて、今日は小学生にインヴェンションのレッスンをしていました。ピアノを前にするとつい「クレッシェンドして!」と言いたくなるのですが、「おっと、バッハの時はその指導間違ってない?」と自問する自分がいてなかなか複雑です。チェンバロはクレッシェンドできませんから。。(長くなるので、この話、いずれ詳しく書きたいと思います)

ともあれ、チェンバロを始めて30年が経ちました。ちょうど30年前ごろ、ピアノとチェンバロの間を行ったり来たりして、葛藤しながら進路を決めたのを思い出します。あの頃はチェンバロとピアノのタッチの区別がつかず混乱してしまい、私はピアノの恩師にひどく怒られていました。二足の草鞋は履けない、ということが分かり、親を説得しながらチェンバロ科の道へ進んだのです。いま自分の原点に立ち、音楽の仕事ができることを幸せに思います。

                   



2021/01/15

レッスン開始

再び緊急事態宣言が出てしまい、悩ましい日々が続きますね。とにかく感染しないように注意を払いながら、なるべく普段通りに生活したいと思っています。今は一人でも感染者を増やさないことが大事。「健康第一」です。

さて、今年は引き続きレッスン活動に専念することにしました。(演奏活動は昨年からお休みしていましたがもうしばらく自粛となりそうです。)私の生活から音楽を取ってしまったら本当に寂しいですが、日々色んな曲と向き合い、楽器を楽しむ生活をしているので心をフレッシュに保っています。音楽は目に見えないけれど、いつだって元気の源。芸術の力は大きいと思います。

さて、今日は山梨のコンクールの課題曲(G・ムファットのチャコーナ 38の変奏付き)に取り組んでいました。この長大な曲をどう面白く、魅力的に弾けるかしばらく研究します。下は楽譜(ファクシミリ)。チェンバロの曲はいつだって強弱記号がないので、それが難しい。    



これは↓ムファットの装飾音表。見たこともない記号があるな〜。(マルで囲ったところ。)


今年はレッスン・ブログが多いと思いますが、どうかお付き合いください。

2020/12/09

チェンバロレッスン

 今日は自宅でチェンバロのレッスンをしていました。来年の春に、山梨で古楽コンクールが開催されるので、今日はその課題曲を中心にレッスンしていました。写真は本日のメニュー。左からラモーのコンセール、C.P.E.バッハ,  J.S.バッハの平均律。



じゃーん。練習室公開です。

2台のチェンバロ を使ってレッスンしています。
生徒さんは左の楽器。私は右で伴奏しながらサポートします。

レッスンでは、私の知らない曲を指導しなければならない時もあり、その時はレッスン中に急いで解読&勉強しながら、大事なポイントを探ります。(結構たいへん。。)そういえば留学中のレッスンはいつも、先生と一緒にディスカッションをする、というスタイルでした。日本で勉強していた時は「ここはこうしなさい、ああしなさい」「これはダメ」という一方通行が多かったのですが、海外に出て一気にそれは変わりました。曲の解釈について何通りも検証したり、指遣いを変えてみたり・・。それにどんなテクニックを使うと表現が豊かになるか、を先生と一緒に考えるのです。それはそれは楽しい時間でした。だから、私もレッスンはディスカッションのようにして、生徒さんが理解を深めていけるように努めています。

おまけの写真。一番左にピアノが見えますよね?今年、アップライトピアノが練習室に入りました。


2020/12/04

個展へ

 久しぶりの投稿です。

12月2日。山田和明 展『Waltsz For You』へ行ってきました。山田和明氏は私が2014年にリリースしたCD『チェンバロおもちゃ箱』の表紙ジャケットを描いてくださった方です。この絵、見覚えありますか?


今回は2021年のカレンダー『Waltsz For You』、『バロックの調べ』の原画などが展示されていました。近くで見ると、微妙な色使いなどが分かり、どれも素敵でした❣️早速、来年度のカレンダーを購入しましたよ!     


           サインもいただきました。

久しぶりに、山田画伯や緒方理恵さんにお会いできただけでなく、カードガーデンの村松氏がいらしていて、「この4人がここで集まるなんて偶然!」と言って写真撮影しました。
村松氏、私、緒方理恵さん、山田和明画伯。


『チェンバロおもちゃ箱「のCD、まだ聴いていない方はぜひ聴いてくださいね❣️