2018/03/23
2016/11/07
終わりました〜!
ゴルドベルクのリサイタル、無事に終了しました〜〜〜!!
大曲を弾き終えて、とにかくほっとしております。
写真をまずは数枚載せます。
着物風ドレス。帯はチェンバロの金色とよく合っていたと
ご好評いただきました。山田百里恵さん作。
今回のリサイタルは精神的にも技術面でも鍛えられました。奇跡でも起こらない限り、ノーミスでは絶対に弾けない第1変奏、第20変奏、26変奏は、正直言って本当に怖かったです。でも、音楽的に妥協してテンポをゆっくりにしたくなかったし、様々な葛藤を抱えながら自分の解釈を決めました。
そうそう、終演後にお客様からうれしい感想をいただきました。「年に何回か名演奏を聴けますが、生きていてよかったとしみじみ思えたのは何年かぶりです」とか「深く感動しました」「最後のアリアで涙がでました」とか。思い切ってゴルドベルクに取り組んでよかったです。
打ち上げにて。画家の山田和明さんも来てくださいました!
メイクの澤木さんと、衣装デザイナーの山田さん。(山田さんは黒柳徹子さんのドレスを作られる方、澤木さんは早見優さんのスタイリストさんです!)本番前の支度を手伝っていただきました。
後日、また写真を追加します。
今の私の体は、肩こりと頭痛でひどいのでアフターケアが必要そう。
明日整体にいってきます。
ラベル:
ゴールドベルク変奏曲,
コンサート,
衣装
2016/10/26
秋ですね
気が付いたら、庭のヤマボウシがすくすく育ち
赤い実を付けていました。
こんなに真っ青な空は、久しぶり。
秋を感じます。
ゴールドベルク日記は少々止まってしまいすみません。
プログラムノートの執筆、ドレスの仮縫いなどで
必死でした。超忙しい毎日です。
でも頭の中では、毎日いろんな変奏曲が鳴り響いていて
ゆっくりした楽章をどんなテンポで弾くのがベストか
歩きながら確認したり、夜中にクラヴィコードを
弾いてます。あと10日、元気で乗り切らなくては。
リサイタルの残券は僅かです!
とりあえず、明日の朝札幌へ向かいます。
寒そうなので、暖かくしていきます(^ ^)
札幌では「牧場のメドレー」など楽しい曲も披露します。
ラベル:
ゴールドベルク変奏曲,
コンサート,
チェンバロ,
衣装
2016/10/21
2016/10/17
ゴールドベルク日記⑩ 安養院でのコンサート
板橋区にある、安養院でゴールドベルクのリサイタルをしてまいりました。最近新しく建てられた瑠璃光堂という素晴らしい音響をもったホールです。お檀家様のためのクローズドコンサートでした。背景がゴージャスでした✨
さて、ゴールドベルクを通して見てわかったことは、全曲演奏はとてつもなく体力と集中力が必要ということ!本番が始まった時、指がぶるっとしましたが、でも徐々に楽しむこともできました。この曲を弾くには、たくさん食べて、栄養をつけないといけない。とくにお魚よりもお肉が必要かな(笑)。あと、集中力が上がる食べ物って何かしらね〜。
それから、バッハの「ト長調」に対するこだわりが見えてきました。ゴールドベルクって曲の9割がト長調なんです。他の調性や転調があれば、もっとバッハの別の面が見えますが、それはさて置き、この曲は「変奏曲」という「形」を楽しむ遊びだな、とつくづく思いました。
お庭で。この巻きスカートは先日ドイツで買ってきたもの(インド綿)。ジル・スチュアートのブラウスを組み合わせてみました。
そして鮮やかなお花もいただきました。早速飾っています。
ご住職様の平井氏と。開演前には住職様によるアリアの解説があり、また映像の中で使われた「ゴールドベルク」のシーンもスクリーンで紹介もありました。
私の音楽で楽しんで頂ける方がいたら、こんなに嬉しいことはないです。
ラベル:
ゴールドベルク変奏曲,
コンサート,
チェンバロ,
衣装
2016/10/01
ゴールドベルク日記⑥
今回は大掛かりの調整をお願いしています。リサイタルに向けて、爪(デルリン)を全交換しています!(全部で約130個)爪は消耗品なので、折れるたびに自分で取り替えて来ましたが、少しずつ部品にヒビが入ったり、爪にばらつきが出ていました。今回は音色とタッチを変えてみたかったので、部品を直接アメリカの製作家(ヒル氏)から取り寄せました。
爪の削り方を変えるだけで、楽器から引き出せる音が変わるのです。K・ヒル氏からは貴重な指示を得ました。「爪を削るときは均一な音を作らないようにすることが大事です。さもないと、演奏家が自分の楽器の音を聴きながら退屈してしまい、脳が眠りに入ります。そして、ミスをたくさんするようになります。だから調律師さんは演奏家の脳が起きていられるように、面白く、自然で不均等(inegal)な音色をつくるようにしてください」と書いてありました。いやはや・・すごいお言葉でした。梅岡さんも驚かれていました。
作業中の工具。長時間、梅岡さんありがとうございました。
お陰様で、伸びのある、艶やかな音が出るようになりました。
リサイタルまでこのまま弾きこみます。
* * *
それから、昨日は曽根麻矢子さんがレッスンしに家まで来てくださいました。私の尊敬する麻矢子さん、さすがにゴールドベルクを長年勉強されていることもあり、貴重なアドヴァイスを頂きました。実は、私がチェンバロでゴールドベルクを初めて聴き、感動したのはそれこそ曽根麻矢子さんのデビューリサイタル(ゴールドベルク)だったのです。当時高校生だった私は、そこで衝撃を受け演奏家を目指し始めたのでした。レッスンのあとは車で駅までお送りしました。
そして、夕方からはドレスの仮縫いで表参道へ。ドレスを作るのは久しぶり。今回は山田百里恵さんというデザイナーの方にお願いしています。「あなた、意見がはっきりしていて、作りやすいわ!」とお褒めの言葉を頂戴しました。ドレスを作りに来る花嫁さんなどは、よくドレスを試着するだけで舞い上がってしまうそうです。。普段の洋服を選ぶときなども、よく店員さんに「見てるところが違いますねー」と言われる私。背が小さいとか、腕が太いとか(笑)自分の欠点をそれなりに分かっているのかもしれません。ともあれ、ファッションのことを考えるのは楽しいですねー。
ラベル:
ゴールドベルク変奏曲,
コンサート,
チェンバロ,
衣装
2016/09/06
軽井沢
軽井沢へプチ旅行してきました。
夏の間ずっと東京で仕事をしていたので、家族と息抜きです。
高原や浅間山。
これは白糸の滝。
レンタカーもして、高原をドライブしました。
ドライバーはもっぱら私です。
軽井沢到着前は横川で降りて、碓氷峠鉄道文化村へ。
鉄道はほんとは私の趣味じゃないけれど、
息子と夫は大喜びでした!
東京駅で見た、はやぶさと秋田こまちのガッチャン!
***
ところで、きょうはドレスの注文にいきました。
今度のゴールドベルクのリサイタルに間に合わせて、
和ドレスを作ってくださるデザイナーの方のアトリエを訪問。
紹介してくださったのはベテラン・スタイリストの
沢木祐子さん。今日のことをブログに載せてくださいました。
どんな衣装ができるかな?
またご報告しまーす。
2014/07/16
息子2歳
日に日に暑さが増してきましたね。今日は地面が焼けるように熱くて、外に出るのも辛かった〜。私の家の近所では、なんと光化学スモッグの注意報が流れていましたよ。皆さんはお元気ですか。
さて、ウチの息子は段々大きくなってきまして、今こんな感じです。いたずらっ子になってきました。2歳3ヶ月です。
父親の楽器、オーボエを持っています。(背景が雑然としていて失礼。。)まだ吹けないけれど、興味津々です。吹くマネをしたり、楽器を組み立てたり、何かといじって遊んでいます。
こういう育ち盛りの子がいるので、私のお料理のメニューが段々変わってきました。一昨日は、唐揚げ↓。カレーとか、オムライスとかもよく作ります。最近はパパッとできるメニューが多いかな。
***
ところで、昨日はリサイタルのドレスを探しに青山・表参道へ行きました。試着はなかなか疲れるけれど、楽しい!Kristina Ti というブランド(初めて知りました)の、涼しげなドレスが見つかりました。試着しているところ↓。
色やデザインはまだナイショ。セピア色&ぼかしで公開しておきます。
8月25日(月)のリサイタルで着ます。ぜひお越し下さいね!
CDもぜひ聴いて下さい♪
2013/06/22
ドレス製作中
ただいま、新しいドレスを製作中です。
チビの私は、既製服を買うと必ずお直しが必要になるので、
数年ぶりにオーダーメイドでドレスを作ることにしました。
チビの私は、既製服を買うと必ずお直しが必要になるので、
数年ぶりにオーダーメイドでドレスを作ることにしました。
今回お願いしているのは、ベテランの衣装製作家、有松陽子さん。
(以前にも白レースのドレスを作っていただきました。)
(以前にも白レースのドレスを作っていただきました。)
下の写真は、先日アトリエにお邪魔した時のもの。生地をカット中です。
自分の好みのイメージや形を伝えると、有松さんは
私の体型や性格に合ったデザインを考えて下さるんです。
服飾に関しては素人の私ですが、布が形を帯び、
立体的になっていく過程と見ると、わくわくします。
プロの腕って、本当にすばらしい!
立体的になっていく過程と見ると、わくわくします。
プロの腕って、本当にすばらしい!
今回のドレスは薄いグリーン色にしました。
7月7日の本番で着る予定です。
どうぞお楽しみに!
登録:
投稿 (Atom)