2017/05/30

F.クープランの公演

爽やかな季節となり、花壇のラベンダーが咲き始めました。
もう5月も終わりですね。


更新がだいぶ遅れていますが(^_^;)、5月8日に F.クープラン『趣味の融合への道筋』というタイトルのコンサートに出演していました。曲目は「アストレ L'astree」「スタインケルクLa steinquerque 」「幻影 La visionnaire」「少女 La pucelle 少女」「愛の肖像  Ritratto dell'amore 」「威厳  La superbe 」「趣味の融合より Les Gouts-reunis 」「スルタン La sultanne 」という盛りだくさんプログラム。


出演者は天野寿彦さん、堀内由紀さん(ヴァイオリン)、平尾雅子さん、福澤宏さん(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、そして私(チェンバロ)というメンバー。大ベテランのガンバの先輩方と共演することになり、やや緊張していた私です。一回のコンサートで、クープランにこれだけ集中して取り組むことは初めてだったので、今回はフランス作品や舞曲について改めて考えるよい機会となりました。音の流れ方、終止音の在り方などはリハーサルをしていく過程で色々な刺激をいただき、ドイツ語でがっちり固まっている私の頭が少し柔らかくなったようです。作曲家の喋る言語と音楽は共通する点が多いですね。クープランは大好きな作曲家なので、また演奏したいし、益々精進できればと思ったコンサートでした。上の写真はリハーサルの日が由紀ちゃんのバースデーだったので、そのお祝いした様子。ちなみにコンサートは満員御礼とのことで、大入り袋までもらっちゃいました。


これは終演後の打ち上げ。肝心の演奏中の写真はないのですが。。
(撮影は天野さんです)


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そして、昨日をもちまして横浜そごう美術館での『ルドゥーテ バラ図譜展  ミニ・コンサートシリーズ』を終えました。4月〜5月にかけて、6回横浜に通いました。


久保田チェンバロ工房の楽器です。響板に描かれた、ルドゥーテの薔薇のモティーフは工房の傑作品でもあります!機会がありましたらぜひご覧になってください。

美術館の市塚寛子さん。他のスタッフの方にもお世話になり、ありがとうございました。昨日は最終日だったので、チェンバロを聴きにいらしたお客様がなんと200人もいらしたとか。ルドゥーテは宮廷画家ですものね。宮廷芸術という意味で、チェンバロとは時代の共通性のある素晴らしい企画でした。




ところで、私は今頃衣替えをしています。忙しかったので、クローゼット整理もできていませんでした。すこし太って着られなくなったものは思い切ってポイッ!します(^ ^)。






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