2025/12/02

ブランデンブルク全曲演奏会

 みなとみらいでのブランデンブルク協奏曲の演奏会が終了しました!

 写真:左から森下幸路さん、工藤重典さん、私、加藤知子さん。

学生の頃から大好きだったバッハのブランデン、念願が叶い、演奏の機会を頂けたのは幸いなことでした。今回は全6曲ということもあり、全部通すと2時間を超える重厚なプログラムです。でもこの名曲に向き合える幸せを噛み締め、演奏している一瞬一瞬が愛おしいと思える時間となりました。そして、工藤重典さんの明快な指揮と素晴らしいフルートの演奏と共演させて頂くことができて、光栄でした。


左から森下幸路さん、工藤重典さん、私、加藤知子さん。

思い返してみると、第5番を演奏したのは10年ぶりくらいかな?チェンバロの長いソロがあるので、この日のためにずっと念入りに準備をして参りました。実は大学院のソリスト卒業試験の時に弾いているから、もう暗譜しているくらい、曲は体に沁みついているのです。今回は丁寧に、ゆっくり練習して、解釈も見直しました。そして、オケの響きの中でソロを弾けるのはやはり気持ちが良く、本番が一番楽しめました。

それから、久しぶりに自宅から楽器を持って行きました。2週間前からモダンピッチ&平均律に切り替えて、準備。Kieth Hilの名器です↓ 舞台ではピッチも安定し、よく鳴ってくれました!



来てくださった、乾健太郎先生。ありがとうございました!

本番前↓リハの時です。
















2025/11/16

ピアノ発表会

 ⭐️第7回ピアノ発表会

11月22日(土)調布グリーンホール(小)17:00開演 入場無料 

門下生が一生懸命、演奏します。子供も大人も弾きます。

お時間がある方はぜひ。お聴きいただけたら幸いです。 



2025/11/14

水泳でリフレッシュ!

今年の春から趣味で水泳を始めました。水泳教室に通うのは10年ぶり。週に1回、コーチの指導を受けながら泳いでいるのですが、これが楽しくてたまりません。


元々、泳ぐのは大好きだったのですが、この10年間は子育てや仕事で忙しくて、それどころではありませんでした。でも息子が中学生になったのをきっかけに、「自分もまた好きなことをしたい」と改めて思い、プールへ出掛けてみたのでした。そこでは新たな出会いがあり、楽しく参加させていただいています。

水の中に身体を預けてすーっと伸びる感じは、とても気持ちがよく、リフレッシュになります✨楽器の演奏も何でもそうですが、脱力すると全てがうまくいく。

音楽の仕事をできることは幸せなのですが、時間が長くなると(座りっぱなしなので)肩こりや頭痛がしてしまうので、水泳で健康維持に努めたいと思います。



紅葉が始まりましたね。毎朝、深大寺の散歩をしています。


朝は人がいません。昼間は原宿のようなのに・・。

2025/10/11

ピアノ発表会のお知らせ

 芸術の秋ですね🍁第7回 ピアノ発表会のお知らせです。

◯11月22日(土)17:00開演 調布市グリーンホール(小)入場無料です。

本番が迫り、指導にも力が入ってきました。生徒全員、精一杯演奏いたしますので、お時間のある方はぜひ聴きにいらして下さい。

2025/08/14

ブランデンブルク協奏曲

 少し先になりますが、コンサートのご案内です❣️


【ブランデンブルク協奏曲全曲 】工藤重典〜演奏活動50周年記念
【日時】2025年11月30日(日)  13:00開演 
【場所】横浜みなとみらいホール
【出演者】フルート:工藤重典、ヤーノシュ・バリント
     オーボエ:古部賢一、ファゴット:保崎佑
     ソロ・ヴァイオリン:加藤知子
     コンサートマスター:森下幸路
     チェンバロ:水永牧子 他

【プログラム】
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)
第1番 BWV1046
第2番 BWV1047
第3番 BWV1048
第4番 BWV1049
第5番 BWV1050 *cemソロあり
第6番 BWV1051

【主催】
神奈川芸術協会 045-453-5080


♪メッセージ
大御所の方々と共演させていただきます。ブランデンブルク協奏曲、楽しみです。ぜひお越し下さい。



2025/06/26

フランスもののレッスン

昨日のチェンバロレッスンで、ラモーの小品を持ってきた生徒さんがいました。フランスものをレッスンする時は、まずきれいな音色で弾くこと、トリルをゆっくりしたスピードで弾くこと、装飾音符の読み方を伝授することから始まります。強いタッチでチェンバロを弾くと、ガチャガチャした印象になり、曲が持つ優雅さからかけ離れた印象になってしまうので、なるべく優しい、柔らかいタッチで弾くことを心がけます。フランソワ・クープラン先生は「クラヴサン奏法」の中で次のようなことを記しています。

・クラヴサンでひく曲は全て完全なレガートを保たなければならない

・柔らかいタッチというものは、指をできるだけ鍵盤に近づけておくことが前提である

  * * *

「ゆっくり鍵盤を押して」「爪弾くようなイメージで」なんていうことを話しているとあっという間にレッスンの時間が過ぎていきます。でも、1時間集中するだけで、とても洗練された音が出せるようになります✨✨ 昨日は大雨の中、生徒さんもお疲れ様でした!


ラモーの装飾音表↓