改めて、コンサートのご報告です。
6月18日(土)にいわき市立美術館でチェンバロリサイタルを行いました。美術館所蔵の絵画を2点並べ「ナイト・ミュージアム」としての会場で、16フィート付きジャーマンチェンバロとポジティフオルガン(いわきアリオス所蔵)を私が演奏する、というコラボレーション企画です。
天井が高く、残響も豊か。まるでヨーロッパの教会で演奏しているかのような錯覚に陥りました。贅沢な空間です。
絵画は大塚雄造氏による、《波-11》《波-12》という作品で、私も波を連想する 曲(=バッハの半音階的幻想曲やフィッシャーのパッサカリア)などを演奏しました。
当日サプライズで 大塚氏がいらしてくださり、お目にかかることができました。「チェンバロの音色と共に、私の作品が動いているように見えた」と画伯。なんとも嬉しいお言葉でした。
奥様も一緒に。
16フィートチェンバロは低音が充実しており、悪魔的な響きさえします。バッハが当時演奏していた可能性が十分にあるので、バッハの音楽のスケールの大きさ、ダイナミクスなどを改めて考え直す、素晴らしい機会となりました。楽器が演奏家に教えてくれること、沢山あります。
こちらは、前日の収録の時の写真。ヘア&メイクSLUNDREの作山さんとチームのメンバーです。
髪型はこんな感じ。素敵に仕上げていただきました!
これは当日のプログラム↓。
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